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「アビスアイ」はメガダークライex専用パックなのか?公式デッキレシピ4種から読み解く

2026-08-28NEW約7分で読めます#ポケモンカード#アビスアイ#カード評価

MEGA拡張パック「アビスアイ」の看板カード・メガダークライexの効果と、公式が公開した4つのデッキレシピの中身を、公式サイトの発表にもとづいて整理します。

結論
公式が公開した「アビスアイ」のデッキレシピ4つのうち、看板のメガダークライexを主軸にしているのは1つだけでした。残り3つは、メガドリュウズexやヤドランなど、公式の商品ページでは大きく紹介されていない別のポケモンを主軸にしています。メガダークライexは強力ですが、単体で完結するカードではありません。

このサイトは株式会社ポケモンとは関係のない非公式サイトです。この記事は、ポケモンカードゲーム公式ホームページのカード検索およびデッキレシピ発表にもとづいて整理したものです。

そもそも「アビスアイ」とは何のパックなのか

2026年5月22日発売のMEGA拡張パック(希望小売価格200円・5枚入り)で、メガシンカexが複数種類収録されています。

公式の商品ページで大きく紹介されているメガシンカexはメガダークライex・メガゼラオラex・メガシャンデラexの3体です。ただしカード検索で個別に確認すると、商品ページには載っていないメガドリュウズex(063/081)も「アビスアイ」収録カードとして表示されます。パッケージを飾るのはメガダークライexですが、これはこの弾の「顔」というだけで、実戦で使われる中心カードとは限りません。実際、公式が発売時に公開した4つのデッキレシピを見ると、メガダークライexを主軸に据えているのは1つだけでした。

ポイント
MEGA拡張パックの位置づけ
: 「アビスアイ」は通常の新弾拡張パックとは別に展開されている「MEGA拡張パック」シリーズの1つです。ストームエメラルダ・ニンジャスピナー・ムニキスゼロも同じシリーズに属します。

メガダークライexは実際どんなカードなのか

HP280、悪タイプで、特性は持たず、ワザ2つで戦うシンプルな設計です。

公式のカード検索によると、ワザは次の2つです。

ワザ名ダメージ発動条件・効果
ナイトレイド110(条件付きで220)自分のベンチポケモンにダメカンが乗っているなら110ダメージ追加
アビスアイ記載なし(気絶)相手のバトルポケモンが特殊状態なら、そのポケモンを気絶させる

弱点は×2で、抵抗力はありません。注目すべきは2つ目のワザ「アビスアイ」で、ダメージレースを無視して一撃で気絶させられる代わりに、相手のバトルポケモンが特殊状態でなければ発動条件を満たせません。自分から特殊状態を仕掛ける手段がデッキに別途必要になる、という意味です。

ナイトレイドは条件次第で威力が伸びる通常ワザ、アビスアイは相手の状態依存の一撃必殺ワザ 条件 重い ナイトレイド 110〜220 アビスアイ 特殊状態限定
メガダークライexの2つのワザの性格

公式デッキレシピ4種、メガダークライexを使うのはどれか

4つのうちメガダークライexを主軸にするのは1つだけで、他は別のポケモンを中心に組まれています。

デッキ名主軸メガダークライexの有無狙い
クチート竹内のメガダークライexデッキメガダークライexあり(主軸)ストリンダーの特性でエネルギーを加速し、速攻で決める
ななっぷるの「ばけがくれ」デッキヤバソチャ・ミカルゲ・ジュペッタなし特性「ばけがくれ」でトラッシュを増やし、ワザ威力を上げる
よぴふっとのメガドリュウズexデッキメガドリュウズex(商品ページ未紹介)なしゲノセクトexの特性「メタルシグナル」で進化を安定させる
ライチュ梅川のヤドランデッキヤドランなし手札を0枚にして「スッカラカン」210ダメージを通す

メガダークライexデッキの動きは、公式の説明によると「先攻を取ってエレズンを2匹以上準備し、次の番にストリンダーへ進化させることで特性『バッドアッパー』でエネルギーを加速」するというものです。特性でのエネルギー加速を前提にしないと、2つのワザとも要求エネルギーを素早く満たすのは難しい構成だと分かります。

公式デッキレシピ4つのうち、メガダークライexを主軸にしているのは1つだけ メガダークライex 主軸 ばけがくれ メガドリュウズex ヤドラン
公式デッキレシピ4種のうちメガダークライexが主軸のもの
注意
「アビスアイ」というパック名から看板のメガダークライex専用パックだと思われがちですが、公式デッキレシピの4分の3はメガダークライexを使っていません。パックを買う目的が「メガダークライexを使いたい」なのか「収録されている脇役カードが欲しい」なのかを、購入前に整理しておくと失敗が減ります。

アビスアイ収録カードは他のデッキでどう使われているのか

メガドリュウズexデッキは、アビスアイの新カードと既存カードを組み合わせて成立しています。

公式の説明によると、メガドリュウズexデッキではゲノセクトexの特性「メタルシグナル」で金属タイプの進化ポケモンをサーチし、後攻を取ってベンチを展開してから進化を準備する構成でした。カード検索で確認すると、ゲノセクトexは拡張パック「ブラックボルト」(SV11B)の収録カードで、アビスアイのカードではありません。つまりこのデッキは、アビスアイで新登場したメガドリュウズexを、既存パックのサーチエンジンと組み合わせて動かす構成だと分かります。

ヤドランデッキは公式の説明によると「グッズやサポートを積極的に使い、手札を意図的に0枚にして」ワザを通す構成でした。カード検索で確認すると、ヤドランのワザ「スッカラカン」は基本ダメージ50に、手札が1枚もない場合は160ダメージが追加され、合計210ダメージになります。手札を使い切る動きは、事故のリスクと隣り合わせの尖った戦略だと考えられます。

豆知識
「ばけがくれ」デッキのように、特性を持つポケモンをトラッシュに送ってワザ威力を上げる仕組みは、メガダークライexのような単体で完結するexカードとは異なり、複数のカードが噛み合って初めて機能します。デッキレシピを見るときは、看板カード以外の枚数配分にも注目すると構築の狙いが読み取りやすくなります。

だから何を差し込めばいいのか

自分のデッキに何を足すかは、目的が「メガダークライexを主軸にしたい」か「エンジンカードだけ欲しい」かで変わります。

考察
メガダークライexのワザ「アビスアイ」が発動条件付き(相手が特殊状態)である点は、公式デッキレシピ4つのうち3つがこのカードを主軸にしなかった理由の一つではないかと考えられます。単体で完結する「殴って気絶させる」タイプのワザではなく、状態異常を絡める別カードとの組み合わせが前提になっているため、構築の自由度が下がりやすいのではないでしょうか。これは公式発表ではなく、公開されている4つのデッキレシピの内訳から筆者が考えた見方であり、実際の対戦環境での採用率を示すものではありません。
考察
メガドリュウズexデッキが、アビスアイの新カードだけでなく既存パック「ブラックボルト」のゲノセクトexを組み合わせて成立している点から、アビスアイの新カードは単独で新しいデッキを作るというより、既存の金属タイプ進化構築に新しい選択肢を1枚足すという位置づけに近いのではないかと考えられます。すでに金属タイプの進化デッキを持っている人にとっては、メガダークライexよりもメガドリュウズexの方が既存資産を活かしやすい可能性があります。ただしこれも公式デッキレシピという限られたサンプルからの見方であり、実際の大会での採用率を示すものではありません。

出典


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